2005/11/30

ベトナム 今年度のアラビカ種収穫高、2万1000トンに増加へ

ロブスタ種コーヒーの世界最大の生産国であるベトナムでは今年度(2005年10月-2006年9月)、香りの高いアラビカ種の収穫高が2万1000トンに上る見通しだ。これは昨年度の1万8000トンを上回る水準。業界筋が29日明らかにした。
タイ系のアラビカ種主要輸出業者筋は、この量が予想される作付面積(2万0600ヘクタール)から収穫される見通しだと語った。
ブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー生産国ベトナムは、現在のところインスタントコーヒー用のロブスタ種主体のコーヒー部門の再編計画の一環として、10年までにアラビカ種の作付面積を10万ヘクタールに拡大したい傾向。