ハイブリッド品種セントロアメリカーノ(H1)のレッドハニー。
サンイグナシオ農園は、タラス地区のアコスタにある。町の経済活動がコーヒーのみという町。標高が1500メートル近くあり、乾期には太平洋の影響を受け、甘く、チョコレートのようなフレーバーのコーヒーを生産する。農園面積の57%は森林保護区域になっていて、コーヒー栽培区域と区別されている。また自然の生態系を守るため、農園では一切の殺虫剤を使用していない。現在、農園主が高齢により、ECOMグループのSMS(サステナブル・マネジメント・サービス)チームが農園管理を行っている。栽培品種はサビ病に強いハイブリッド種を中心に栽培している。
このレッドハニーは、収穫後すぐにパルピングせず、24時間チェリーのまま発酵を促してからパルピングをして、20日間サンドライしたロット。
品種はH1で、セントロアメリカーノのひとつである。
セントロアメリカーノ
F1ハイブリッド品種のひとつ。サチモールT5296とルメスダンを掛け合わせたもの。コスタリカ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスのコーヒー研究所で開発された。木の形状はコンパクトで、収量は高い。サビ病とCBDに耐性があるが、線虫には弱い。
F1ハイブリッド(雑種第一代)には、主に下記の6品種があげられる。
H1 (サチモールT5296 X ルメスダン)
H3 (カツーラ X エチオピア531)
H5 (サチモールT5296 X エチオピア06)
H10 (サチモールT5296 X ルメスダン)
H16 (サチモールT5296 X エチオピア01)
H17 (カツアイ X エチオピア59)
品名 | サンイグナシオ レッドハニー |
生産国 | コスタリカ |
地域 | サンホセ州タラス |
生産者 | サンイグナシオ農園 |
クロップ | 2021/2022 |
規格 | SHB, EP |
欠点規格 | 8/300g |
スクリーン | スクリーン15アップ |
木の品種 | H1(セントロアメリカーノ) |
その他 | 標高1350-1450メートル、 |
精製方法 | ハニー |
開花時期 | 2021年3月-4月 |
収穫時期 | 2021年12月-2022年3月 |
船積時期 | 2022年9月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 5-019-0267 |